愛媛県今治市玉川町鈍川の田んぼで15日、住民と玉川中学校の生徒らが協力し、稲わらを使った巨大イノシシ作りに汗を流した。今月下旬に完成予定で、年明けまで山あいの地区を見守る。
 稲わらイノシシは親子3匹で、親は全長約8メートル、高さ約4メートル、2匹の子は半分の大きさ。木と竹の骨組みに稲わらを編み込んでいる。鈍川地区の住民らによる協議会が昨年に続いて企画し、8月下旬から約1カ月半かけて親子2匹を制作。秋晴れの15日は、1年生39人が残る1匹の骨組みに1束ずつわらを巻いていって半分ほど仕上げた。